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舞台公演でも、本でも映画でも、それに振れた時の自分の心情や境遇と、ちょっとでも似ているものを感じると、その作品はとても心に響いてくるものですね。人それぞれ感性は異なりますが、できるだけたくさんの人たちと気持ちを共有できたら、どんなに幸せなことでしょう。 |
「手作りのあたたかさが、気持ちをほっこりさせて、空をながめて帰りたくなりました。」
「ピュアな気持ちに戻れるように頑張ろうと思いました。」
「とても優しい心になる、ユーモアのある舞台でした。今の時代にとって、優しさは必要だと思います。」
「ひとつにまとまったストーリーの中に、歌、朗読、メッセージ、そして語りがうまく散りばめられて、完成度の高い舞台でした。」
「全編通して芝居仕立てだったので、曲の余韻に浸りきれなかった。以前のように3部構成で、芝居・コンサート等と分けた方がよかった。」
「初めて聞く曲もあり、知っている曲もあり、あっという間の100分という感じでした。でも、脚本にもう少し工夫がほしいです。」
「言葉って大切だなあ、と改めて思いました。朗読の話と元気の出る言葉に、思わず心をうたれました。」
「仕事に行き詰まった自分を励ましてくれているようで、涙が出ました。勇気をいただいたような気がしました。」
「東京に来て2年、どうしても好きになれなかったココの空。でも、今日からは少し違って見えるかもしれない。10代の頃のきれいな気持ち、思い出しました。明日から仕事、頑張れそうです。」
「『元気になる一言』は、本当にその通りだと思いました。私には、もうすぐ2歳になる孫娘がいますが、その子の一言一言が元気の源。可愛くていとおしくて、その子の為なら何でもしてあげたいと思うほど。でも、甘やかしてはいけませんね。日本の将来がかかっていますから。」
「最後の歌『それだけでうれしい』(作詞/矢野顕子 作曲/宮沢和史)に勇気づけられて、明るい気分になれました。すてきな“言葉”のプレゼント、ありがとうございます。愛すること、信じることは、すてきなことですね。」
――後記――
同じ舞台を観ても、人それぞれ感じるものが違うのだな、ということを改めて実感しました。
今回は、新しい試みとして、独立させた3部からなる構成ではなく、1つの流れの中にそれらの要素を全て盛り込んだ形にしてみました。
スタッフ・キャスト揃って、施行錯誤の連続でしたが、“形”として表現することにより見えてきた反省材料を、次へ進むための目標と考えてゆきたいと思っています。