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制作作品


1つの目標に、人々が同じ考え方や速度で向かうと、
それはとても大きな力になりますよね。
そんなとき、見るもの、聞くもの、触れるものが、
全て前向きに、意義あるものに感じられてくるから不思議です。
心にも余裕ができて、これまでと同じ忙しい日々の中でも
なんとなく生活にゆとりがでてくるんですねぇ。
そんな、『うた会』制作進行状況です。
お陰様で、何となく穏やかな年末となりました。

11月、12月と、『うた会』の参考に……という“名目”で
2つのライブを観に行ってまいりました。
1つは「マンハッタン・トランスファー」。
1つは「TAKE 6」。
ご存知の方も多いと思いますが、どちらもアメリカのアーティストで、
複数のメンバーによるハーモニーの素晴らしさが目玉。

演出のY氏や私たちスタッフは、“名目”はどこへやら!
ほとんどタダの観客と化し、満面の笑みで「単純に楽しいね〜」を連呼。
特に着飾るわけでもなく、抜群にルックスが良いわけでもない彼ら・彼女らですが、
全身から、生き様そのものの格好良さが表れていました。
思わず「こんなおばさん、おじさんになりたい!」と、一同興奮気味。

そんな中、音楽監督のT嬢は、さすがにちょっと違います。
最後には「ちょっと悔しい。だんだん腹が立ってきた!」と一言。
なぜなら、「この音楽が誕生する土壌が、もう私たち日本人と違うんですよねぇ」と。
なるほど……どうあがいても、このままを再現することはできないのです。

でも、それなら“現代日本”という土壌で生まれ育った私たちが、
作れるものに挑めば良いのです。
良いものは取り入れ、私たち日本人流に、あるいは『うた会』風にアレンジする。
昔から日本人はそうやって外来文化を取り入れ、
自分たちに合ったものに変える智恵を授かっているのですから。
それが『うた会』でいうところの、“日本文化の発信”なのです!!

……と、偉そうに力説してみましたが、
出演者もスタッフも、そしてご覧になる皆さまも含め、
今を生きる私たちが、ありのままの姿で最大限輝ける場所に、
『うた会vol.6』がなるといいなと思っています。
(12/29)