――『うた会vol.7』、来年の秋 公演予定!
毎年1回のペースで公演してきた『うた会』。
次回は、劇場やキャストのスケジュールの都合により、来年の秋の公演となる予定です。
では、それまでの1年半の間、何もしないのかというと、そうではありません。
ちょっと趣向を変えて、これまでにない『うた会エキストラバージョン』を創ってみようではないか、
という話が進んでいます。
昨年、今年と、『うた会』のホテルバージョンは既に公演していますが、
それともまた違うものにしたい、と考えています。
前にもお話ししたように、『うた会』は「うたたね倶楽部」の主催公演です。
でも「うたたね倶楽部」では、『うた会』だけではなく、
小スペースでのライブ制作などにも力を入れていきたいと思っています。
例えば、先ほどの『うた会エキストラバージョン』の制作や、ライブ([A2Park]参照)、ひとり芝居、
また、主催公演ではありませんが、
今年8月に決まった剣幸のスイートベイジルでのライブの制作など、
『うた会』同様、舞台と客席が一体となる空間創りを目指す拠点として、
「うたたね倶楽部」を育てていきたいのです。
最近、こまつ座の山形支部である「山形こまつ座」と地元の劇場「川西町フレンドリープラザ」、
そして井上ひさし氏の蔵書を収納している「遅筆堂文庫」の設立までが書かれている本、
「遅筆堂文庫物語」 (遠藤征広著/日外アソシエーツ発行)を読みました。
今では、こまつ座の公演だけでなく、様々な舞台作品が川西町で上演され、
なくてはならない地元の文化発信拠点となっています。
その出発点は、本当に純粋な気持ち1つと行動力だったのだな……
と、驚かされるやら、励まされるやら。
著者を見習いたいと思います。 (5/25)